私は未経験でお店を開業いたしました。
サーキットに関しては京商のウレタンを使えば良かったのですが、
以前自分の練習用で2階に6畳間サーキットを作っていましたので
ホームセンターマットでいけると自信がありました。
ですので今のサーキットになったわけです。
ホームセンターでマットと木材を買い込みセットしました。
そして走らせたところ、グリップが足りないことがわかりました。
もしダメだったら京商ウレタンにするしかないと思っておりましたが
持っている道具を眺めて、
「サンダーをかければ表面がざらつくからグリップを得られるのではないか?」
とか独り言を連発しつつ取り組んでみました。
全面をサンダーで均し、段差なんかも丁寧に取り除き
今のサーキットが完成したのであります。
私が通っていたイチムラさんはカーペットでしたので
同じ、もしくはウレタンに近い乗り味になってとても嬉しかったことを
覚えております。
しかし、本当に納得いくグリップが得られたのか、
お客様が満足を得られるグリップなのか不安で仕方なかったので
何度も何度もいろんなシャシを走らせました。
いけると思いお店を開業したのですが、それでも不安で仕方なかったです。
以前通っていたイチムラさんでお会いしていたT様がご来店いただき
お墨付きをいただきホッと胸を撫で下ろしたのを鮮明に覚えております。
カーペットと京商ウレタンの間ぐらいのグリップ感で
段差が少なく走りやすいと言っていただくことができました。
涙が出るほど嬉しかったです。
それでも毎日、確認走行を行なっておりました。
ぶつかりやすいところへの緩衝材の確認や走った時の気持ち良さなど
日々チェックしながら営業を続けておりました。
営業を初めて3週間くらい経った頃、ミニッツカップファイナル皆勤賞の
K様がご来店いただきコースレイアウトのアドバイスをいただき
今のサーキットになりました。
通われているお客様やアドバイザーT様とK様などたくさんの方のおかげで
とても楽しいサーキットにすることができました。
ありがとうございます。
そして、私と走り続けてくれたミニッツたちは
すっかりボロボロになっていたわけです。
そしてこのスープラもその中の一台です。
顔面崩壊したまま、高いところからお店の様子をいつも見守ってくれていました。
これはいかんと急に思い、直すことにしました。
補修の仕方はいつも同様、まずはアクリル接着剤で取り付けてから
UVレジンで接続部を補強。
仕上げはオートスケールコレクションのケースを用意し
シューグーで貼り付ければ完成です。
このオートスケールコレクションケースを付けると
とても丈夫になります。
完成です。
まだまだ頑張っていただきます。
先日、私が大好きなバンドTHE Birthdayのチバユウスケさんがお亡くなりになりました。
この場をお借りして、ご冥福をお祈りいたします。
サーキット作りに貢献したボディ
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